ニュージーランド出身のグラフィック・デザイナー、デイヴィッド・デュバル=スミスと、イギリス人建築家のマイケル・フランクの2人組、「生意気」。結成10年、日本で活躍されてきたお2人は、カラフルなプラスチックのオブジェやサイケなビジュアル作品等を制作されてきましたが、最近は、なんと植物を使った作品(個展やグループ展の他、HOYAクリスタルとのコラボレーション、UAのアルバムカバーやPV等でも見られます)を次々に作りだしています。そんなお2人に、Webとアートと1-click Awardについて質問しました。
Q1 日常的に、Webをどのくらいの頻度で見ていますか?
また、どんなWebサイトをよく見ますか?
continuously, it is always there playing with itself in the background, even if i am asleap.
favourite blogs, watching documentarys and comedy, listening to internet radio, google image searches, lots of ichatting with friends, occasional naked lady
常にチェックしています。私が寝ていても、常にバックグランドではウェブが立ち上がっています。
お気に入りのブログを読んだり、ドキュメンタリーやコメディを見たり、インターネットラジオを聞いたり、グーグルのイメージ検索をしたり、友人とチャットしたり、時々裸の女性を見たり。
Q2 今までで、とくにすきだったWebサイトや、最近発見した面白いWebサイトがあれば、教えてください。
ubuweb, vvork, quicksilverscreen, plants for a future, worldchanging, we-make-money-not-art, bibliodessy, internet archive
Q3 そのWebサイトのどこに興味を惹かれたのでしょうか?
imperative lifechanging fun and useful information available nowhere else
人生を変えるほど面白く、役立つ情報はどうしても必要であり、他では決して得ることができないから。
Q4 アートや広告の「インタラクティブ性」について、何か思うことがありますか?
またお2人にとっての「インタラクティブ」とは何ですか?
interactive art is very occasionaly amazingly beautiful - i remember seeing 2 strangers in 2 different cities virtually share an interactive networked bluescreened sofa - their hands passed
through each others bodies as they sat mesmerised watching themselves virtually touch each other on their respective tvs
3 hour drunken singing audio chats between 2 rooms of friends on the other side of the world is interactive for namaiki
インタラクティブなアートは時としてハッとするほど美しいものです。以前に、別々の都市に住む二人がインタラクティブなネットワークを通じて1つのバーチャルなソファを共有している様子を見たことがあります。二人はそれぞれのテレビの前で恍惚の表情を浮かべながら互いの体に手を伸ばし、バーチャルな形で触れ合っていたのを思い出します。
世界の裏側にいる友人たちと、別々の部屋で3時間も酔っ払いながら歌ったり、オーディオ・チャットをすること。それが“生意気”にとってのインタラクティブです。
Q5 今、お二人が行っている「植物を使った作品」と
同じような面白さを、Webの中に感じたことがありますか。
あるとすれば、それはどんなサイトや技術ですか?
yes, namaiki.com is a large and growing rambling garden full of odd flaura and fauna in which you can wander for hours and has all kinds of unusual flowers and pluckable fruits
apart from video and sound online which is awesome, our web is as lo fi as we can possibly make it
favourite sites listed above all tend to be of a similar
はい、namaiki.comは、変わった動植物が満載の、しかも広がる一方のだだっ広い庭のようなところです。ここでは何時間もぶらぶらすることができるし、多種多様の珍しい花や収穫することのできるフルーツがあります。
素晴らしいオンライン・ビデオとサウンドを除くと、私たちのウェブは、これ以上ロー・ファイ(=ハイファイの反対)にできないぐらいロー・ファイです。
先に挙げたお気に入りのサイトも皆、似ている傾向があります。
Q6 Webにどのような可能性があると思いますか?
または、Webの世界がどうなると面白いと思いますか?
might just help save human beings by connecting enough of the right people as fast as possible before the planet dies and the rich eat our corpses
地球が滅び、富者が僕らの亡骸を貪る前に、(ウェブを通じて)できるだけ早く、しかるべき人とつながることができれば、人類を救うことができるかもしれません。
Q7 Web上で、お二人が今、試みたい表現、チャレンジしたい技術等がありますか。
あるとすれば、それは何でしょうか。
may the web be free (both as in beer and speech) forever, running on increasingly sustainable and affordable technologies, built by happy well fed people and their famillies, in the hands of more and more disenfranchised people
ウェブが永遠に無料で(できればビールもスピーチも)、持続可能かつ支払い可能な技術によって支えられ、食べるものに困っていない幸せな人たち(とその家族)によって作られ、権力を略奪された人たちの手にもっともっと委ねられるように。
Q8 最近の日本の若者に流行していることで、興味のあることがありますか?
日本の若者に期待することは何ですか?
embrace the new free and sustainable society growing rapidly around you, use little, love much and grow food and friends in all the soils of the new Japan (which is not a country, but a feeling)
あなたの周りには、環境に配慮した新しい社会が急速に広がっています。その社会に目を向け、少しだけ消費して、たくさん愛して、新しい日本全土(これは国ではなく、気持ちのこと)に、食べ物と友だちを育てましょう。
Q9 「クリック」という行為について、感じること、考えることがありますか?
every click is a kiss for the world
すべてのクリックは世界への愛のキスです。
Q10 今回の1-click Awardに出品される作品について、
期待していることや見てみたい作品について教えてください
expect something wonderful, looking forward to watching something amazing
何か素晴らしいことを期待し、驚くべきものを見られることを楽しみにしていてください。
ディヴィッド・デュバル-スミス&マイケル・フランク
生意気
ニュージーランド生まれのディヴィッド・デュバル-スミスとイギリス生まれのマイケル・フランクの二人によるクリエイティブユニット。そのユニークなアートは国内外で広く知られている。活動範囲は多岐に渡り、グラフィックからステージデザイン、映像、オリジナル自転車の製作、ハードなゴスペルミュージック、ガーデニング、ランドスケイプファーミング、大工仕事にまで及ぶ。